2013年3月27日 水曜日

心がぽかぽかになる地域発信型映画でじんわり感動

webmaster @ 20:06:22

第5回沖縄国際映画祭の5日目。3月27日(水)に沖縄コンベンションセンター・シアター2にて、地域発信型映画「THE BOOM 島唄ものがたり」と「わらいのかみさま」の2本が上映されました。

「THE BOOM 島唄ものがたり」は、今や世界中の人たちが知っている名曲『THE BOOMの島唄』の誕生秘話からはじまり、この楽曲の成長の過程や地元うちなーんちゅがこの楽曲に対する思いなどをインタビュー形式で切り取って描き出していきます。そして、『島唄』誕生から20年目にしてボーカルの宮沢さんが手がけている『くるちの杜プロジェクトin読谷』で100年後の沖縄へかける思いも感じることができます。

上映終了後に登壇した、真喜屋力監督は「島唄は大変有名なだけに、地元沖縄では好きな人も嫌いな人もいる、どちらの意見が正しいとかではなくて、沖縄にはいろんな人が居ていろんな考えがあり自分の信念を貫いているということを描き出したいと思いました。」と作品にかけた熱い思いを語っていました。

そして、宮沢さんから「島唄を唄い続けることができたのは奇跡以外のなにものでもなく、とても幸せだということに20年経って気がつきました。20年間沖縄から大切なものをいただいて成長できたと思っているので、これからも皆さんと一緒に美味しいお酒を飲みながらお付き合いしたいです。」と沖縄の皆さんへの温かいメッセージで締めくくりました。

作品のクライマックスの「島唄」を唄う人々の姿は、とにかく圧巻の感動です。ぜひご覧になって下さい。

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そして、もう一本がチネパラの比屋定ディレクターが脚本を担当した「わらいのかみさま」。長寿の村として知られる今帰仁村を舞台に『笑いで病気を治す』という一風変わった事業がスタートし、そこにやってきた落ちこぼれ芸人(ユウキロックさん)と、事業の責任者であり彼の世話係(茉那美さん)が奔走する姿を描いたハートフルコメディ。

舞台挨拶に登壇した映画初主演のユウキロックさんは「ホテル近くのパチンコ屋に映画祭のTシャツを着て行くと勝てるという話を後輩芸人から聞いて行ったところ、6万勝ちました!沖縄に来て良かったぁ!」という映画とは全く違うエピソードを披露し会場からびみょーな笑いが巻き起こっておりました。。。

そして、茉那美さんからは「初めての映画だったのでとてもドキドキでした。現場では親しい空間造りが難しくて、自転車をこぐシーンではオーバーに見せるようにしないといけなかったり、息を切らすシーンでは息を止めて表現しました。」と興奮気味に話しているとユウキロックさんから「よーしゃべる子やねー」と突っ込まれて照れる一幕も。

又吉監督によると「はじめからユウキロックさんと決めていたので、何も心配はありませんでした。漫才シーンも初対面ですぐに撮影できました。」と緊張しながらも非常に満足げな表情を浮かべ「今帰仁村はどこを撮っても絵になります。また映画を撮りたいです。」と次回作への意欲も語りました。

ユウキロックさん、茉那美さんさんとも「今帰仁村はとても素敵なところです!」と今帰仁村を熱くPR。チームワークの良さと温かさを感じることができた舞台挨拶でした。ぜひ、作品をご覧になって今帰仁村の魅力と人々の温かさを感じて下さいね!

「わらいのかみさま」の舞台挨拶の模様は、4月12日(金)オンエアーのチネパラで紹介しますのでこちらも是非チェックをお願いします!

D伊舎堂でした。

2013年3月26日 火曜日

板尾創路さん単独インタビュー!

webmaster @ 13:00:37

今年もこの季節がやってきました。沖縄国際映画祭!もちろん。チネパラでは今年もレッドカーペットから個別インタビューまで1週間みっちり取材してきます。

一番最初の個別インタビューは映画『7DAYS REPORT』に出演している板尾創路さん。テレビでもお馴染みの真っ白なスーツ姿に足元はビーチサンダルという、なんともユニークな姿で登場された板尾さん。”沖縄スタイルやろ~”と五回目の参加ともなると貫禄がたっぷりです。ゆったりとした空気感と淡々とした口調で「沖縄国際映画祭は日本の中で1番注目される映画祭」とお話して下さる中から、板尾さんがどれほど沖縄に愛情を持っているかが伝わってきて嬉しくなりました。

ご自身で監督業もされる板尾さんは自分が演じる上で気をつける事は「いかに普通でいるかと云う事だと思います。特に今回の映画はクローン人間を創り出すという不可能ではないけれど、非現実的なこと。クローン人間の創り方について説明するシーンではどれぐらい普通に話せるかを意識していました。」と自身の演技論について語って頂きました。

クローン人間が存在するというのは遠い未来の出来事に思えますが、実際にその未来はすぐそこまで来ているのかもしれません。もしそうなった時に生じるであろうリスクや問題を取り入れながら、お笑い番組を作ってきた近藤監督らしいコメディなシーンも満載。共演した主演の白濱亜嵐さんや今回が初作品となる近藤真広監督についても、とても素晴らしい方達でしたと語って下さる板尾さんからは”お笑い芸人”に留まらない映画クリエイターの顔がうかがえました。

ひとつひとつの質問を誠実に応えて下さる中で、やはりお笑いを愛する一面も。その様子は4月12日(金)放送のチネパラでたっぷりお届け致します。どうぞお見逃しなくっ!

福田萌子

てぃだかんかんの元で!第5回沖縄国際映画祭華やかに開幕!!

webmaster @ 12:00:20

先週23日(土)今年で5回目を迎えた沖縄国際映画祭が、今回も「Laugh&Peace(笑いと平和)」をコンセプトに宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開幕しました。

オープニングを飾るのは、毎年恒例になりましたレッドカーペット!もちろんチネパラも取材に行って参りました!全長170メートルのレッドカーペットには、総勢550人の芸人、映画関係者、豪華なゲストの皆さんが登場。ナビゲーターの、萌子とキャロもガンガンインタビューを行いましたよ。あの人や!あの人の声もゲット!この様子はぜひオンエアーをチェックして下さいね。

ところで、今年集まったお客さんは過去最高の5万3000人!回を重ねるごとに来場者数が大幅にアップ。日本を含む10カ国から出品された74作品の監督や出演者、関係者の皆さんがレッドカーペットを歩きました。

しかもなんと今回!地元沖縄からの出品作品の一つとして選出された「わらいのかみさま」というショートムービーの脚本を担当した我がチネパラの比屋定ディレクターが歩いたのです!「驚くほど緊張はしないで楽しく歩きました。」とのコメントを発表しております。萌子もビックリでした。。。(笑)

そして。なんと言っても今回のサプライズゲストはそう!「クロユリ団地」主演の前田敦子さん!比屋定Dが踏みならし、安全確認したレッドカーペットに彼女が姿を表した途端、会場のボルテージは最高潮へ!あちこちから飛び交う「あっちゃーん!」コールに満面の笑顔で応えておりました。「いやぁ。ホント奇麗でした。。。(by徳元P)」あっちゃんが手を振り返すお客様ゾーンでは悲鳴が上がるほど。「あっちゃーん!・・・キャーキャー!!」

ちなみに今年は「オペラ座の怪人」など数々の大ヒット作を手がけてきたジョエル・シュマッカー氏が審査委員長を努めています。覚えている方もいらっしゃると思いますが、チネパラ第1回のオンエアーでインタビューさせて頂いた方です。なんだか運命を感じて感慨深いものがあります。

第5回沖縄国際映画祭は8日間の日程で、3月30日(土)まで開催されていますので皆さんもぜひ遊びに行って下さいね。世界各国の映画を楽しめる、ホント素晴らしいチャンスですよ!まだまだ間に合いますからね!

レッドカーペットの模様や、チネパラ単独インタビュー祭りは4月12日(金)深夜0時20分からの15分拡大スペシャルでお伝えします!ぜひご期待下さい!

D伊舎堂でした。

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