映画 DREAMを観て
チネパラ特派員の崎山一葉です。
いつもチネパラを応援してくださり、ありがとうございます。今回は映画DREAMについてです。(原題:Hidden Figures)
1960年代、アメリカの宇宙開発で、NASAで働くエリート集団の中でも、大きな支えとなった黒人女性たちの実話。
中心となるのがドロシー、キャサリン、メアリーの3人。
黒人差別が超色濃く残る時代は、彼らにとって日常生活も不自由なことばかりで仕事も不必要な時間に取られてしまう様子を観ていて、もどかしさを感じました。
そんな悪条件の中、有人宇宙飛行に大きな力を発揮し認められた、正に天才の中の天才‼︎
時代を切り拓いた彼女たちに涙しました。
真の強さを感じる3人の演技、大好きです!
そして、キャサリンのボス・ハリソンと飛行士・グレインのイケメンぶりは、見た目だけじゃない‼︎
時代を切り拓くのに必要な後押しをする姿とその影響力は観ていて痺れました。
他にも、テレビカメラの三脚が木製だったり、車やファッションなど細かいところから時代を伺うことができるのも見どころかなと思います。
チネパラでもご紹介しましたが、9/12は宇宙の日と制定されています。
1992年のこの日、日本国籍保有者として初めてスペースシャトル計画に携わった毛利衛さんが宇宙に飛び立った日。
日本から目視出来る日の夜、私は姉と一緒に空を見上げ、手を振ったことを覚えています。
宇宙に行ってきた機体を見れるなんて、夢のようでした。
\(//∇//)\☆☆☆☆☆
帰還した毛利衛さんは、『宇宙からは国境線は見えなかった』とコメントされましたが、この映画を観ると、人種と性別の壁を乗り越えて偉業を達成した彼女たちに贈られるメッセージのようにも感じました。
この作品は何年も前の話ですが、AIが発達している現代にも時代を切り拓く為に通ずるもの。
観ていて気持ちいい彼女たちのパワーを皆さんも是非劇場でご覧ください!
チネパラ特派員 崎山一葉