映画ハクソー・リッジの舞台となった浦添城趾
はいたい(*゚▽゚*)
皆さんお元気ですか?
チネパラ特派員の崎山一葉です。
実は、特派員コーナーがプチリニューアルし、【特派員レポート】として見所ポイントをお知らせしていますが、お気付きでしたか?
今回は新作のハリウッド映画のモデルとなった場所からのレポートです。
今月の特派員コーナーの映画は『ハクソー・リッジ』。
沖縄戦の激戦地であった浦添城跡。
標高の高いこの場所には、垂直にそびえ立つ崖(ハクソー・リッジ)があったそうです。
陸も遠くまで見え、西海岸までも見渡す事が出来る程。
沢山の船だけでなく、沖縄戦の時代には戦闘機が飛来するのもよく見えてしまう。
怖いものが全て見える場所となってしまった地。
もちろん、陸からも目立つ場所なので、そこが攻撃の目標地となってしまいました。
映画ハクソー・リッジは、そんな中1人も殺さず救助をした、ある米軍衛生兵の話。
どのような目線で描写されているのかまた、今まで知る事がなかった歴史を映画を通して知り、
慰霊の日がある6月にレポートする事に意味を持つと感じながら、紹介させていただきました。
取材中にも外国人の方々が足を運び、ハクソー・リッジはどこですか?と尋ねてきました。
そう、歴史や映画のストーリーを知らなければ、今の浦添城跡はイメージしていた垂直な崖(ハクソー・リッジ)とは異なり、穏やかな風景が広がっています。
月桃の花とユリが咲き草木が丘を染め、見渡すと見えるのは梅雨の合間の青空と、エメラルドの海。
かと思えば、私たちは岩場に銃弾の跡を確認しました。
やはり、現実だったのか…と当時と現代を行き来する不思議な感覚。
映画が私にまた一つ、平和の存在を教えてくれました。
チネパラでは映像を交えて、ハクソー・リッジの名前の由来などをご紹介します。
ぜひ、ご覧ください。
※チネパラ6月号は6月3日(土)あさ10:50〜放送です。
チネパラ特派員 崎山一葉