探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点の橋本一監督へインタビュー!!
3月に開催された第五回沖縄国際映画祭の終盤にインタビューをした作品は、早くもシリーズ化された『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』
1作目で皆さんの心を掴んだ大泉洋さんと松田龍平さんの凸凹コンビが1年半ぶりに帰って来ます。
今回の沖縄国際映画祭の舞台挨拶には劇中でキーパーソンを演じているガレッジセールのゴリさんとテレビドラマ相棒シリーズも手がける橋本一監督が登場しました。大泉さんの人柄やキャスト、スタッフの仲の良さが伝わる撮影の裏話をお話して下さり、会場も終始和やかな雰囲気でした。チネパラでは舞台挨拶終わりの橋本監督への個別インタビューも行わさせて頂きました。
優しい言葉遣いで知性派の橋本監督は、お話している最中もきっと頭で色んな構想を練っているのでは無いだろうか。。。そう思わせるクリエイティブな雰囲気を持っていらっしゃいました。
3月のチネパラでもご紹介した映画『相棒シリーズ X DAY』の監督もされている橋本監督は”相棒もの”を演出する上で必要なのはそこに繋がりがあるかどうかだとお話して下さいます。
テレビシリーズの『相棒』ではその繋がりが事件の解決というとても明確なものだけれど『探偵はBARにいる』ではその繋がりが少し独特で不思議に思えるのだそうです。
目的ではなく心で繋がっている。
人間味溢れる登場人物達からはその独特の繋がりの魅力を感じる事が出来ます。まさに人情サスペンス。愛すべき登場人物をずっと見続けたいと監督に伝えると、次作の制作にもとても前向きな返答を下さいました。
最近、映画発信の連続ものが少なくなっている事を寂しく思い、もともとシリーズ化をするつもりでこの映画を創ったそうです。
前回とほぼ同じスタッフで制作したと聞き、昔の日本映画界で多かった同じ監督、撮影スタッフ、役者で色んな映画を創る”〜組”という形を彷彿とさせられました。
橋本組の映画を見続ける為にぜひ皆さんも『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』を観に劇場に足を運んで下さいね。監督へのインタビューの様子は5月10日(金)深夜0時20分からのチネパラでお届けします。相棒もの好きの映画ファンは必見ですよっ。
福田萌子