『映画「私の男」主演“二階堂ふみ”さん単独インタビュー!!』
先日、映画「私の男」で主演を務める二階堂ふみさんへ単独インタビューを行ってきました。
大きな瞳、耳元にはさくらんぼのピアス、爪にはドット柄のネイル。とってもキュートな女性という印象を受けました。
しかし、実際にお話を伺っていくと彼女の作品や役者に対する並々ならぬ想い、拘りがひしひしと伝わってきました。
今回、純粋な中学生“花”が妖艶な表情を見せる大人へと成長するという難しい役を演じた二階堂さん。
意外と花を演じるのに抵抗は無かったそうで、その理由を尋ねると…妖艶な表情を見せる花は特別な様で、実は誰もが通る道であり、誰もが抱く自然な感情だからとのこと。
一方外見の役作りは、体型や眉の形、髪の色といった細部まで演じる花の年齢によって変化させていたということでした。
与えられた役柄を抵抗なく自然と受け入れられる天性の様な部分と、役に対する真剣な想いや拘りというプロ意識。
その両方を持ち合わせているからこそ、あの花を生み出す事が出来るのだなと感じました。
また、劇中ではオホーツク海の流氷の中に入るという大変過酷なシーンがあります。
沖縄出身の二階堂さん。相当辛い思いをされたのではないかと思い伺ってみると、意外な答えが返ってきました!
「当然冷たいし痛みも感じたけれど、現場自体がどのシーンも寒かったので流氷が特別寒いとは感じませんでした。元々暑い方が苦手なんです。」とのこと。
これには正直意表を突かれました。しかし彼女の新たな一面を発見出来たみたいで少し嬉しくもなりました。
最後に役者という仕事の魅力はという質問に対しては、監督や共演者の方々、作品に携わる全ての人々と一緒になって一つの物を作り上げていける所にとても魅力を感じていると仰っていました。
その言葉から、二階堂さんが現場の方々を愛し、大切にしている事。逆に彼女自身も周囲からとても愛されているのだなと感じました。
映画「私の男」は桜坂劇場にて絶賛上映中です。オホーツク海の流氷が見せる美しくも厳しい大自然を背景に繰り広げられる、
浅野忠信さんと二階堂ふみさんの迫力ある演技のぶつかり合いをぜひ劇場でご覧下さい。
そして、このインタビューの模様は7月12日(土)13時〜のオンエアーでお伝えします。どうぞご期待下さい!
上田詩織