2014年3月21日 金曜日

『映画「ソフテン!」監督&キャストへインタビュー!』

webmaster @ 16:46:12
ソフテン01

先日開催された第六回沖縄国際映画祭で「ソフテン!」の監督と出演者の皆さんへインタビューを行ってきました。

私にとって初のインタビューでかなり緊張しましたが、出馬監督をはじめ出演者のみなさんがとても気さくで終始和やかなムードでインタビューを終えることが出来ました。

ソフテン02

ご存知の方も多いかもしれませんが、出馬監督、実はこれまでに沖縄を舞台にした作品を数多く手がけていらっしゃいます。

そこで改めて沖縄の魅力について伺うと…

ソフテン03

「単に青い空・青い海が美しいだけでなく、苦しみも味わっている。その陽と陰が両方あるからこそ、そこに魅力を感じる。」との事でした。

何度もこの地を訪れ、人々と深い交流をされている監督だからこそ感じられる魅力だと思いました。

一方出演者の四島さん・小倉さん・岡本さん・ののこさんは全員が平成生まれ!監督にとっては娘のような存在だそう。

元気のいい声とキラキラの笑顔は、その場の空気をパッと明るくしてくれました!

ソフテン04

今回、劇中ではソフトボールをしている女子高生を演じたみなさん。

中には撮影の前からキャッチボールやランニングなど練習に励む子がいるなど、とても気合が入っていたようです。

また、本当はすごく人見知りなのに作品の中ではおてんば娘。逆にお喋り好きなのに映画の中ではとてもクール…というように、

実際の性格と役柄が全く違う方もいらっしゃり、それぞれの役作りを徹底されていた事に驚きました!

ソフテン05

「ソフテン!」は今までとは一味も二味も違うガールズ青春ムービー。

私も映画を観ながら、自分自身が高校時代に経験した厳しい練習や寮生活を思い出しました。

またあの頃の様に何かに向かってがむしゃらに突っ走ってみたいなと思わせてくれる作品だと感じます!

残念ながら沖縄での劇場公開は、まだ未定とのことです。

みなさんもソフテン!を観てもう一度…とは言わず何度でも何かに挑戦してみませんか?

このインタビューの模様は5月のチネパラで放送予定ですので、ぜひご期待下さい。

上田詩織

2014年3月16日 日曜日

巨匠!木村大作監督へインタビュー!

webmaster @ 10:47:19
巨匠!木村大作監督へインタビュー!

『春を背負って』の木村大作監督へインタビューでした。
カメラマンとして『日本沈没』『鉄道員(ぽっぽや)』『北のカナリアたち』など日本を代表する映画を創ってきました。
とても気さくでブラックジョークを交えながらお話して下さる木村監督。
なぜ監督を始めたかという理由もユニークです。

巨匠!木村大作監督へインタビュー!

過酷な雪山での撮影現場を引き受けてくれる監督はいないと思ったからだそう。
それなら自分でメガホンを取ろうと、2年前に『劒岳 点の記』で監督デビューをし今回は2作目の監督作品。

『一歩一歩。負けないように普通に歩けばいい。』

劇中に何度となく出てくるそのセリフに、山登りと重ね合わせて人生の歩み方を教えてもらった気がします。
無駄なものをそぎ落とし、日本の美しい情景をそのまま映し出した映像は、1シーン1シーンの熱量が凄く伝わってきました。

巨匠!木村大作監督へインタビュー!

木村大作といえば雪!!
というぐらい豪雪の映像が多く『八甲田山』や『劒岳』では人型が見えないほどの吹雪の中で歩くシーンもありました。
今回も勿論、雪山での撮影で吹雪シーンもありますが、その中にも暖かさを感じました。
それは、人と人の繋がり、家族の風景がいつもそばにあるからです。
人は誰でもなにかを背負って生きている。
その重荷をおろす場所を探して歩いているんですね。

巨匠!木村大作監督へインタビュー!

インタビューをする時に、その人の背景を調べたり創った映画を観るのですが、前に吉永小百合さんにインタビューした時と同じく、木村監督も作品数が多過ぎて全ては観切れませんでした…。
けど1本でも多く!!
今回は木村監督と所縁の深い黒澤明監督の作品も含めて19本かな。

質問の前に自分なりの感想と解釈を話すのですが、今日は木村監督から『君は良く映画を観て理解しているね』という嬉しいお言葉を頂きました。
思いがけず小津安二郎監督のお話も出来て、本当に貴重な時間を過ごさせて頂きました。

インタビューの模様は4月11日(金)深夜0時20分からの15分拡大版にてお届けします!

萌子

« 前ページへ

Copyright © QAB. Ryukyu Asahi Broadcasting Corporation. All rights reserved.
  No reproduction or republication without written permission.