いつもチネマパラディーゾをご覧になっている皆様、ご愛顧いただき誠にありがとうございます。また、番組への投稿やプレゼントへのご応募など、皆様からの番組に対する反応はスタッフ一同とても参考になっています。本当にありがとうございます。
気がつけば10年目という節目を迎えることになりました。
2004年10月、全国でも稀有と言われる「映画のみ」の情報番組がスタートしました。番組タイトルの「チネマパラディーゾ」は、立ち上げ当時の番組プロデューサーだった田中Pと、ディレクターの伊舎堂氏が好きだった映画「ニュー・シネマ・パラダイス」に由来します。
最初の番組MCは、当時QABのアナウンサーだった宮城さつきさん。そして、1年後に比嘉鈴代アナも加わり、番組コーナー「スズログ」がスタートします。(「スズログ」は、QABの中で一番最初に立ち上げたブログのようです。)
沖縄のローカル番組で、ハリウッドスターにインタビューできるなんて番組立ち上げ当初は誰も思っていなかったでしょう。しかし、すぐにそれが現実のものとなります。
私が憶えている範囲でご紹介すると、確か大物監督のジョエル・シュマッカーさんへのインタビューが最初だったと記憶しています。その他、東京でのジャパンプレミアで数々のスターにもインタビューやサウンドバイツなどで取材をさせていただきました。それができたのも、各配給会社や劇場、広告代理店の皆様のご協力があったからであり、番組スタッフ一同、大変感謝しております。
10年の時を経て、番組MCも3代目となりました。現在では皆様お馴染みの、福田萌子さんとコーネル・キャロラインアイコさんがナビゲーターを務めます。チネパラのテイストでは少し「異端」かもしれませんが(笑)、映画大好き芸人のしげるさんも2年前から仲間入りしています。そして、最近は女性ナレーターのいずみゆいさんにも加わっていただきながら、新たな映画紹介の方法を模索したりもしています。
そんな中、変わらないスタッフもいます。普段はナレーションでお馴染みのあったゆういちさんです。時々、友情出演やインタビューなどを快く引き受けてくださっていますが、今ではナレーションだけでなく、ドラマや映画にも出演し、活躍の場を広げる「超」売れっ子タレントです。
また、ディレクター陣もスタートから一緒です。チネパラは、伊舎堂さん、比屋定さんのディレクター2人体制です。伊舎堂さんは男性、比屋定さんは女性なので、それぞれの視点や手法が番組にバリエーションを生んでいます。
その他にも制作会社CMCの編集マンやカメラマンの皆様の協力のもと、チネマパラディーゾは皆様にお届けできています。
月1回の放送ではありますが、10年目を迎えることができたのは、やはりみんなが「映画好き」だからではないかと思っています。
これからも、様々な作品を番組を通して皆様にご紹介できる幸せを感じつつ、スタッフ一同、より面白い番組作りに邁進して参りたいと思います。
これから5年先、10年先もチネマパラディーゾが放送できるよう、皆様からのご支援、ご協力を何卒よろしくお願い致します!!!
「チネマパラディーゾ」番組担当:徳元玲雄奈