去った6月26日。浦添市にある「牧港ひまわり幼稚園」では、朝から子ども達がソワソワ…。
なぜなら、7月6日から公開となる映画「モンスターズ・ユニバーシティ」でプロダクション・デザイナーを務められた、リッキー・ヴェガ・ニエルヴァさんが来園されるからです！
この日はとっても暑く立っているだけで汗が出るくらいのムシムシとした天気で、幼稚園に到着されたリッキーさんも、住んでいるカリフォルニアと違いとても暑い、とおっしゃっていました。
それでも、幼稚園の元気な子ども達に会うと、リッキーさんに満面の笑みが。やはり子どものパワーはすごいです。
早くから「リッキーさんまだー？」と、会えるのを心待ちにしていた子ども達。
なんと、リッキーさんに見てもらおうと、友達になりたいモンスターの絵を描いてくれていたんです。
子どもはみんな天才だ、と最初に言ったのは誰だったのでしょう。
天才クリエイター達の、自由な発想があふれるモンスターの絵に魅了されるリッキーさん。
一人一人の絵を、じっくり丁寧に見ておられました。
そしてお返しにリッキーさんも、子ども達にその場で絵を描いてくださいました。
ボードに貼られた模造紙に、黒いマジックを使ってサラサラ描きあげられる、マイクとサリー。
目の前で繰り広げられる魔法のようなプロの仕事に、子ども達も「すごーい！」「きれーい！」「かわいいー！」と目を輝かせていました。
そのキラキラした目に応えるように、絵の具を使って色も塗って下さることに！当初は予定されていなかった、うれしいサプライズです。
「マイクは何色かな？」
「サリーの模様の紫色は、何色と何色を混ぜたらいいかな？」
そんな風に子ども達と会話をしながら、楽しそうに絵の具をパレットに出していくリッキーさん。子ども達も思わず席を立ち、身を乗り出してその手元を見つめていました。
子ども達にとって、こんなに素晴らしいプロの技に触れられるなんて、すごく良い経験になるんじゃないでしょうか。
もしかしたら、この中に、将来ピクサーのクリエイターになっている子がいるかもしれませんね！
仕上げは「牧港ひまわり幼稚園」にちなみ、サリーにひまわりを持たせて完成。
子ども達も、そして先生たちも大変嬉しそうでした。
そして、子ども達から曲のプレゼントがあり、お別れ。
最後の最後までリッキーさんとハイタッチして、名残惜しそうにしていました。
その後、リッキーさんは、沖縄国際大学を訪れ、学生の皆さんに特別講義。
子ども達にするお話とはまた違う、より深い内容の講義をしてくださり、学生の皆さんも大興奮でした。
ちなみに、この講義の司会進行を担当されたのは、我らがしげるさん。
ということで、大学の特別講義の様子を詳しく知りたい方は、しげログをチェックして下さいね☆
さて、今作「モンスターズ・ユニバーシティ」では、前作以上のスケールが感じられます。
それもそのはず！前作の「モンスターズ・インク」では、一コマに平均10体のモンスターがいたそうなんですが、今回はなんと平均25体！
「モンスターズ・インク」でも、画面に映ってるモンスター達はただ動いているだけじゃなくて、それぞれに個性があり、すごく細部まで丁寧に作ってあるんだなぁ！と感激したものです。
それが何と今回は2.5倍の、平均25体！？
予告を見ているだけでも、モンスター達が生き生きと動いていて、「こういう学生いるいるー！」と思わず微笑んでしまいます。
さらに、技術が格段に進歩したことにより、質感やアクションも前作以上にリアルになっています。
劇場のスクリーンで見ると、今にも画面を越えてマイクやサリーに触れることができそうでびっくりしますよ！
笑いあり、友情あり、ドラマありの、素晴らしい作品です。
大人も子どもも楽しめること間違いなしですよー！
映画「モンスターズ・ユニバーシティ」は、7月6日公開です。
前作の「モンスターズ・インク」をご覧になりながら、楽しみに待っていて下さいね！
この模様は7月12日(金)深夜0時20分からのチネパラで放送しますので、こちらもぜひご覧下さい！！
いずみゆい
