2012年9月24日 月曜日

「カラカラ」プロデューサー/宮平貴子さんとキャスト/あったゆういち対談!!

webmaster @ 12:00:06

やりましたねぇ。沖縄を舞台に撮影された大人のロードムービー『カラカラ』が、第36回モントリオール世界映画祭で見事、『世界に開かれた視点賞』と『観客賞』の二冠達成!

そして、私あったゆういちも、世界で活躍する女優、工藤夕貴さんの旦那役で出演しています。ぼくも、世界映画祭で賞をいただいた映画に出演している役者として自慢してもいいですかね?(笑)

まあ、そんな冗談はさておき、この作品の監督を務めたのが、カナダ出身のクロード・ガニオン監督。プロデューサーは、宮平貴子さん。

実はガニオン監督は、宮平さんの師匠にあたる存在なんです。弟子の宮平さんが個人的に、ガニオン監督が撮る沖縄を観たいと思ったのがカラカラ制作のキッカケだったとか。この映画は、監督、プロデューサーをはじめ、スタッフ、キャスト、スポンサー、県内の様々な企業の協力があってようやく完成しました。カナダ人監督が撮った沖縄の姿は、人と人との交流、風土から伝統に至るまで、嘘のない沖縄の日常を見事に描いています。

その証拠が、『世界に開かれた視点賞』『観客賞』の受賞なのだと、宮平さんは感無量の思いで喜びを噛み締めているようでした。周りの人に感謝の気持ちを表す宮平さんの姿は、この人をまた応援したいと思わせる力を感じさせます。

ちなみに。宮平さんは、ウヤファーフジご先祖様に対しても、いつもお祈りしていたそう。ウヤファーフジもきっと、宮平さんを導いてくれたに違いないと思います。

映画を制作するにあたり、人には言えない大変なこともあったと思います。しかし彼女は、そんな事を微塵も感じさせる事なく、ただただ、この映画を完成させる為に力を尽くしたのです。

その勇姿は、沖縄のアイデンティティに通ずるものがあると思います。沖縄戦という受け入れ難い辛い過去の体験を乗り越え、力強く生き抜いてきた沖縄の人々。この映画を観ていると、そんな沖縄の前向きアイデンティティをいつの間にか感じ、そして、日常がどれほど喜怒哀楽に溢れているのかが観れる作品となっていると思います。

来年1月12日シネマQで公開予定です。あったゆういちもスクリーンの中に登場しますよ!ぜひ劇場でお会いしましょう。

この対談の模様は、10月12日(金)深夜0時20分からのチネパラでお伝えしますので、こちらもお楽しみに!

あったゆういち

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