DVD見ましたよ報告
「アジャストメント」DVDを観ました。
以前から気になっていた作品で、映画館で見られなかったのでレンタルしました。
もう既にご覧になった方もいると思うので、ネタバレ気にせずに書くと、
やっぱりハッピーエンドね‥‥って感じでした。
でも、でも良かったんです。
何が良かったかって、まずエリース役のエミリーブラント!
私の好みのタイプだったおかげで主人公への感情移入が容易で、
マット・デイモン扮するデビッドの気持ちで見られたこと‥‥
というのは半分冗談ですが、運命というものの存在について考えさせられました。
決して出会ってはいけない運命の2人(デビッドとエリーズ)が、「運命調整局(アジャストメントビューロー)」によって引き離されるのを、マット・デイモン扮するデビッドが運命に逆らいながら、何とか結ばれようとするストーリー。
なぜ2人は出会ってはいけないのか、その理由が分かってからが面白くて、
そこから誰もが共感できるような、ある悩みに繋がって行きます。
付き合っている人、または結婚している人は感じたことがあるかもしれませんが、
「好きになった人」に何かしらの運命というか、見えない糸のようなものを感じたことはありませんか?
そしてこの人は自分と出会って(または一緒になって)本当に良かったのか?
本当に幸せなのか?相手にとって自分が負担になっているのではないか?
などと考えたことはありませんか?
当然その答えは分かるはずなくて、通常は各々が自分たちで考えて行動し、
その答えを出していくしかないのですが。。。
思春期の頃、自分の適性が分らなくていろんな占いにハマっていた時期を思い出しました。
なりたい自分と今の自分が違いすぎて、でも本当はもっと大きな人間になれるはずだと、
本当の運命はどうなっているのか、自分のポテンシャルみたいなものを占いで知ることができる、運命は予め決まっている、というように考えている時期がありました。
当時は自分を知らなさ過ぎて(?)、そこに答えがあるように思っていたのです。
でも、次第にそうではないと思うようになってきました。
(別に占いを否定しているわけではありません)
選択し、決定するのは自分自身です。
決定した結果は、もしかしたら「アジャストメントビューロー」みたいなものが
決めた運命かもしれません。
でも強く望むこと、絶対に成し遂げたいことがあったとすれば、
運命とは違っていても成し遂げることはできる、運命に抗うことはできる、
大事なのは強い意志、気持ちなのだという事をこの作品は最後に伝えています。
そこには共感します。
だって、やっぱり自分の無限の可能性を信じたいです。
もういい大人ですけど、今からでもやれば出来る!って思えないと、
人生つまんないですよね?
ちなみに私の成し遂げたいこと、それは‥‥言えません(笑)
幼稚すぎて恥ずかしい。
まぁ、その程度の意志ではきっと叶わないでしょうが。。。
れおな