映画『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』主演の竹野内豊さん来沖!
昨年12月22日、映画『平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』の公開に先駆けて作品で主演を務めた竹野内豊さんが来沖して、「太平洋戦争を伝えるキャンペーン」の出発式が、糸満市の平和祈年公園で行われました。
その後に平和祈年ホールで開かれた公開授業では、学生さんなど約130人が集まり、平和学習ガイドの松永光雄さん、 沖縄戦を体験した語り部の安里要江さんの話に真剣に聞き入っていました。
このキャンペーンは現在も進行中ですが、全国8カ所を竹野内さん自身が訪ね、戦争を知らない世代に その悲惨な歴史を伝える為に行われています。最終目的地は、映画の舞台となっているサイパンで、このキャンペーンにて 一人一人の手によって折られた千羽鶴を持って行く予定になっています。
公開授業で、お二人の話を聞いた竹野内さんは「今の時代は平和の中で生きている。命の重みなど全てが戦争の時とは感じ方が違うと思います。」と話し、さらに付け加えて「今回の役は、後の世代に伝える為に、しっかりと人の気持ちを写し出せる作品にしないといけなと思いました。」と本作に込めた熱い気持ちを語ってくれました。
太平洋戦争の激戦地の一つサイパン。わずか47人の日本軍兵士を率いて4万5.000人の米軍を相手に戦い、翻弄し、フォックスと呼ばれ米軍から恐れられていた実在の人物、大場栄陸軍大尉。その役を演じきった竹野内さんが役者人生をかけたと言ってもいいほどに熱演を見せる『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』今月11日から公開予定です。ぜひ、劇場に足を運んで下さいね。
もちろん、チネパラでは竹野内豊さんの単独インタビューも行ってきましたので、その模様は映画の公開日にあたる11日(金)放送予定です。こちらも、ぜひご覧下さい!
伊舎Dでした。