サッカー場の地中から出てきた古いドラム缶。
表面に米軍がベトナム戦争で使用した化学兵器「枯れ葉剤」の製造会社名が記されていたことから土壌調査が始まった。
戦後も枯れ葉剤被害に苦しむベトナムと、この戦争で前線基地として使われ、今も広大な米軍基地を抱える沖縄。
2000ページ以上の調査報告書から考える、ベトナムと沖縄の2つの地が直面する「環境汚染」の実態とそれが意味するものは…。