集団自決の惨状を後世に伝える写真展が、3日から7日までの日程で、県庁の県民ホールで開かれました。 ~沖縄戦「集団自決」消せない傷痕~と題した写真展は、9・29県民大会決議を実現させる会が開いたもので、…
日本史を学ぶ全国の約半数の高校生が使用する教科書で、10年前に削除された沖縄戦の集団自決に関する記述が復活します。 山川出版社の「詳説日本史」は2017年度、改訂版を出版し、沖縄戦について書かれたコラ…
沖縄戦の最中、伊江島のユナパチク壕で起きた集団自決の事実を次の世代に伝え残そうと、このほど記念碑が建立され、12日に除幕式が行われました。 除幕式には、島袋伊江村長やユナパチク壕で起きた集団自決の数少…
沖縄戦の悲劇を忘れてはならないと、伊江村で集団自決のあったユナパチク壕の記念碑が建てられることになりました。 こちらの古井戸が集団自決のあったユナパチク壕の跡地。生存者の並里千枝子さん。並里さんが著書…
70年前の3月26日、アメリカ軍は座間味島に上陸。県民の4人にひとり、そして日米あわせ20数万人が犠牲となった沖縄戦が始まりました。 当時、およそ170人が集団自決に追い込まれた座間味村では26日、慰…
沖縄戦による心の傷の問題について社会全体で考えようという市民講座が5日、那覇市で開かれました。 精神科医やジャーナリストらが開いた公開講座では、広島の原爆被爆者のPTSDについて調査・治療をしてきた中…
今回問題になっているのが育鵬社と自由社の教科書。2社の教科書には共通点がありました。 2社の教科書は「新しい歴史教科書をつくる会」の流れをくむものです。いわゆる「つくる会」系の教科書の特徴は、自国中心…
集団自決を巡り、日本軍の関与を認める判決が確定したのを受けて教職員などで作る平和教育をすすめる会は、教科書の記述を改善するよう文部科学省に求めていく方針を明らかにしました。 琉球大学教育学部の山口准教…
日本軍の関与を認めた2審の判決が確定です。沖縄戦で日本軍の指揮官が住民に集団自決を命じたとされる、作家・大江健三郎さんの記述をめぐって、当時の守備隊長らが名誉を傷つけられたとして大江さんと出版社に出版…
千葉県の国立歴史民俗博物館が新たに展示する沖縄戦の集団自決の展示パネルから日本軍の関与を示す記述を削除していた問題で、県内の市民グループが記述の改善を求める声明文を出しました。 声明では「悲惨な体験を…
おととしの教科書検定で沖縄戦の集の記述から「日本軍の命令」の表現が削除された問題で、沖縄からの要請団が文部科学大臣を訪ね、検定意見の撤回を要請しました。川端文科大臣を訪ねたのはおととし9月の県民大会を…
2年前の教科書検定で沖縄戦での集団自決の記述が書き換えられた問題で、記述の回復を求める集会が29日那覇市で開かれました。この集会は老人クラブ連合会やPTA連合会などが呼びかけたもので、渡嘉敷島の集団自…
問題が持ち上がって2年余り。新しい政権に再び訴えです。 文科省の教科書検定で沖縄戦のさなかに起きた集団自決の記述が書き換えられた問題で、記述の回復や検定制度の公平性を求めようという集会が那覇市で29日…
文部科学省の川端大臣は29日の会見で、教科書検定で消された集団自決の日本軍の強制の記述の復活を県民が求めている事について言及。「沖縄県民のみなさんが強い関心を持っているのは承知している。いろんな思いが…
沖縄戦での米軍による慶良間諸島への上陸や集団自決の事実に全く触れず、「米軍上陸が4月に始まった」と誤った理解も与えかねない中学歴史教科書が、文部科学省の教科書検定を合格していたことが10日までにわかり…