先週、宜野座村松田区で撮影されたアメリカ軍の訓練。ヘリコプターが吊り下げているのは、軍用車両でした。住宅地のすぐそば、人々が畑仕事をしている真上で、危険な訓練が行われていたのです。 村の面積の半分以上…
キャンプシュワブのゲート前で、市民たちの抗議行動が始まっておよそ3カ月。海上ではボーリング調査も終盤に差し掛かろうとしています。しかし、現場周辺は政府が立ち入り禁止エリアにしているため、報道陣も近づく…
佐次田崇さん「これはボーリング調査のやぐらのパイプに刺さった後の傷ですね。穴が開いていますよ。漁船でやぐらを取り囲んで守るという感じでやっていましたので。」 船体に開いた穴。これは10年前、ふるさとの…
辺野古の旧盆。区を盛り上げるのは大正時代からおよそ100年の歴史を継承してきた辺野古青年会による「ヒヌクエイサー」です。 見物客母娘「太鼓とか踊りとかとても良かったです」「年寄りはこれが楽しみ。見るの…
新垣勉さん「今でも強烈な印象が残っていますね。米軍が現場に立ち入り禁止区域を示すイエローテープを張って、日本人が現場に近づけないように米兵が警備をしている最中に、現場に駆け付けたんですけどね」 弁護士…
2004年8月13日PM2:18沖縄国際大学に米軍ヘリ墜落 中村桂さん(当時)「ヘリの影が見えて落ちると思って子どもが泣き出したのですぐ抱きかかえて外へ逃げたんです」 中村桂さん(今年)「抱きかかえた…
動かぬ基地です。東村高江に計画されているアメリカ軍の6つのヘリパッド建設は、先月2つが完成し、さらにもう2つの工事着工が迫っています。豊かな森を切り開くこの工事の内容をみてみると、環境への懸念が浮かび…
新崎秀子さん「暑いから卵を産まなくて。」 名護市三原。畑ではイモや葉野菜、ハーブといった20種類もの野菜と50羽の鶏を飼って暮らす新崎秀子さん。 この地で生まれ育った秀子さんですが、高校卒業と同時に沖…
動かぬ基地です。日米政府が進める辺野古の新基地計画と並行して、いま東村高江でも、新しいヘリパッドの工事が進められています。 座り込みで工事に反対してきた住民たちの運動も、開始から7年が経った今、高江で…
先月18日、切実な思いで海に出た人たちがいました。「北限のジュゴン調査チーム・ザン」のメンバーです。 北限のジュゴン調査チーム・ザン鈴木雅子さん「今、一番大事なところが立ち入り制限区域になるという話で…
小野寺防衛大臣「いずれにしても私どもは、普天間の危険性除去を1日も早く進めるために、今後とも関係の手続き、そして工事についてしっかりと対応していきたいと思っています」 集団的自衛権の問題に全国の注目が…
初夏を予感させるこの時期、県内各地で伝統行事のハーリーが開催されますが、まもなくその海が埋め立てられ、これが最後のハーリーになってしまうかもしれないという地域があります。名護市辺野古区が普天間基地の移…
知事の埋め立て承認後、政府が名護市辺野古への新基地建設への動きを加速させています。来月には新基地建設に向けた調査などが始まるとの見方もある中で、辺野古区では先週住民たちの大きな動きがありました。 辺野…
黙認耕作地の朝。その微妙な存在を象徴するように日米両国の国歌で一日が始まります。県道から基地のフェンスに向かって細い道を入っていくと豊かな自然に囲まれた広大な農地が広がっていました。 アメリカ軍の提供…
動かぬ基地です。県内に14のアメリカ軍施設を抱える神奈川県の横須賀市では、7年前のある日の朝、出勤しようと道を歩いていた50代の女性が、何の落ち度もなく、アメリカ兵に殴り殺されました。遺族となってしま…