教科書検定意見の根拠にもなった大江・岩波裁判の控訴審が6月25日に始まるのを前に20日夜、那覇市で事前集会が開かれました。集会には大江さん側を支援する教職員や研究者などおよそ30人が参加。一審判決同様…
20日、慰霊の日を前に宜野湾市の小学校では、子どもたちが集団自決をテーマにした創作劇に挑みました。志真志小学校で上演された創作劇「ヒルサキツキミソウ」は、仲の良い家族が集団自決で命を絶ってしまうという…
6月23日の慰霊の日を前に沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会が反戦平和を求めるアピールをしました。1フィート運動の会は「私たちはあの忌まわしい歴史を二度と繰り返させないため、21世紀を担う子どもたち…
番組制作者たちが選考する放送人グランプリの奨励賞にQABの制作した「消したい過去、消せない真実〜文科省疑惑の教科書検定」が選ばれました。「放送人の会」は民放やNHKの枠を越え、番組制作に関わっている人…
先の大戦で亡くなった画学生の絵画を集めた企画展が17日から那覇市の県立美術館で開かれています。この企画展は、長野県で戦没画学生の作品を収集している「無言館」の協力で実現したもので、会場には全国から集め…
高校の歴史教科書検定問題。記述復活に向けて沖縄からの訴えは続いていますが、いまだに解決の見通しは立っていません。県民とともに声を上げる人の中に教科書執筆者の存在があります。そんな執筆者と県民の心の交流…
集団自決をめぐり3月に大阪地裁で行われた裁判の判決を受けて、教科書検定意見の撤回を求める県民大会の実行委員会が文部科学省に撤回をあらためて要請しましたが、回答は否定的でした。3月28日、大阪地裁は「集…
教科書検定意見の撤回を求める県民大会の実行委員会は大江・岩波裁判の判決を受け、4月16日、政府に軍命を削除した検定意見の撤回を求めることを決めました。4日に県議会内で開いた協議で県民大会の実行委員会は…
集団自決を巡る裁判での判決を受けて、教職員組合などは文部科学省に検定意見の撤回を要請することを決めました。3月28日、集団自決を巡る裁判で大阪地裁は「集団自決に日本軍は深く関与していた」との判決を下し…
「集団自決」訴訟判決 日本軍元隊長の訴えを棄却沖縄戦で座間味島に駐屯していた元隊長らが「集団自決」を命じたとされる本の記述で名誉を傷つけられたと出版の差し止めなどを求めた裁判。大阪地裁は28日、元隊長…
沖縄戦で慶良間に駐留していた元隊長らが「集団自決」を命じたとされる本の記述で名誉を傷つけられたと出版の差し止めなどを求めた裁判。大阪地裁は28日原告の請求を棄却しました。この裁判は沖縄戦当時、座間味島…
アメリカの公文書館などに収められている沖縄戦の記録フィルムを買い取って上映し、沖縄戦の実相を伝え続けている1フィート運動の会。会の設立からことしで25周年を迎えました。この1フィート運動の会がこの週末…
沖縄戦のさなか、座間味島で集団自決が発生してから26日でちょうど63年が経ちます。島では多くの島民たちが慰霊碑を訪れ、手を合わせました。座間味島の慰霊碑では島民たちが自主的に花を供えたり、線香をあげた…
高校の歴史教科書で、集団自決の記述が書き換えられたのは文部科学省の違法な介入があったためだとして、愛媛県の市民団体が7日、国などを相手に検定意見の取り消しなどを求める訴えを起こしました。松山地裁に提訴…
県教育委員会は、沖縄戦の集団自決に関する教科書を使う際の新たな指導書を作成し、今年4月から県立高校の授業で活用することを明らかにしました。26日の県議会一般質問で、共産党の前田政明議員が、県教育委員会…