71年前の8月22日、疎開船「対馬丸」がアメリカ軍の攻撃を受けて撃沈し、幼い子どもたちなど約1500人が犠牲になりました。この疎開計画は、沖縄戦が迫る中、戦闘の妨害になりかねないお年寄りや子どもたちを…
戦後70年企画です。終戦の日の8月15日、一冊の本が出版されました。「知られざるユナッパチク壕〜あのとき地の底で何が起きたのか?〜」著者は沖縄戦トラウマに悩まされながらも書き記ししました。70年が経た…
玉音放送「堪えがたきを堪え、忍びがたきを忍び…」 今月、昭和天皇が録音した玉音放送の原盤が初めて公開されました。 「非常の措置を以(もっ)て時局を収拾せむ」と、ポツダム宣言の受諾と終戦を伝えた玉音放送…
シリーズ戦後70年「遠ざかる記憶近づく足音」です。さて、この3000という数字。何を意味していると思いますか?この数字は、沖縄戦で、沖縄本島で戦争孤児になった18歳未満の人の数です。ただこれは戦後8年…
沖縄戦の最中、現在のうるま市石川には民間人を収容する為の石川収容所が設置されました。戦争で父親を亡くし、民間収容所の劣悪な環境の中で弟も亡くした男性の思いを追いました。 石川正一さん「へんざ方面からア…
戦後70年企画です。沖縄戦当時をはっきりと記憶している世代は70代後半より高齢となり、戦争体験の継承が課題となっています。長年証言を続けてきた元ひめゆり学徒たちも80代後半。自らの体験を若い世代へと引…
戦争の記憶を受けつぎ、継承するという課題は今私たちの大きなテーマでもあります。 沖縄の基地問題から戦争や平和について考える「お笑い米軍基地」の演出家は、そのテーマについて向き合っていました。 コント「…
名護市にひっそりとたたずむ墓地。毎年、6月になると私の父はここを訪れます。 山田さん「きょうはお墓の掃除に来ました。 私は生き残って、辰夫君は17歳で亡くなって、これはもう、そういうことなんだよね。」…
中川栞「時おり激しい日差しが照り付ける中、ここ平和の礎では朝早くから多くの人たちが手を合わせています。」 戦争体験者の女性「だんだん薄くなっていくような濃ゆくなっていくような何とも言えない感情ですね。…
戦後70年の慰霊の日まであと1週間です。 きょうは、「戦後70年」と「辺野古移設」について、朝日新聞、沖縄タイムスと共同で実施した意識調査の結果をお伝えします。調査は13日から14日にかけ、県内の有権…