基地建設をめぐり、96年以降、県議会で3回目となった決議は、辺野古への新基地建設に反対するものでした。与野党逆転で野党は民意を示しましたが、政府や仲井真知事はこれを無視する姿勢です。県議会決議の行方を…
今週からいよいよ環境アセスの本調査に入った辺野古の基地建設。これまでも多くの手続きの不備が指摘されて来ましたが、まだ位置すら決まっていません。政府は提示しているのはこの形ですが、県と名護市は、この長島…
アメリカ海軍の空母艦載機の受け入れに容認の姿勢を示し、初当選した福田良彦新岩国市長。岩国商工会議所・長野寿会頭「まず非常に経済界が明るくなりましたね。皆さんの表情が」岩国市・田村順玄市議「(米軍)再編…
アメリカ軍再編に振り回されているのは何も沖縄だけではありません。山口県の岩国市で、アメリカ軍の空母艦載機の移転を最大の争点にした市長選が今月行われ、受け入れに前向きな与党候補が当選しました。政府による…
今回の少女暴行事件で、沖縄市が町おこしのために作ったばかりのミュージックタウンが事件現場の一つとなったことは、地元に大きな衝撃を与えています。まだ外出禁止令が出されていなかった先週末のコザの街。そして…
兵士たちの掛け声は、もはや雄たけびに変わっています。静かな住宅街に異様な声が響いています先週、航空機の騒音に悩まされている普天間基地周辺の住民らが、国などを訴えている普天間爆音訴訟が結審を迎えました。…
岸本記者「この凄まじい実弾演習の音。金武町伊芸区から目と鼻の先にある演習場をこの集落から離れた場所に移す計画が、アメリカ軍の都合で一年半も遅れることになってしまったのです」金武町・儀武町長「納得できま…
きのう総理官邸で開かれた普天間基地移設協議会で仲井真知事は政府が提出した環境アセスの方法書の不備を指摘しましたが石破防衛大臣は方法書に問題はないと反論し来年2月にも本調査に入る方針を示しました。きのう…
県は先週、普天間基地の移設に向けて、政府が提出した環境影響評価の方法書に対する住民意見を正式に受理しました。これまで政府から出された方法書に対し、条件が整っていないとして、保留の立場をとってきた中での…
ウエバー四軍調整官「オスプレイを2014年から2016年の間に沖縄に配備する」在沖アメリカ軍のトップが去年、明言したオスプレイ。現在普天間基地に配備されているCH46の5倍の航続距離と3倍の積載量、そ…
名護市辺野古の基地建設については環境アセスの方法書がでて、現在、公告縦覧されていますが、それも明日までです。方法書というのは環境アセスの最初の手続き、本調査に入る前に、事業の内容やアセスの進め方を公開…
金武町にあるアメリカ軍のギンバル訓練場の返還で、儀武剛町長は先月、訓練場内にあるヘリコプターの着陸帯、ヘリパッドを同じ町内のブルービーチ訓練場に移設することを受け入れました。11年前にギンバル訓練場の…
仲井真県政の誕生からおよそ半年。沖縄の経済振興を最重要課題に取り組む仲井真知事ですが、この半年間で変化として県民の目に映るものは基地負担の強化ばかりです。3年以内の普天間の閉鎖を公約にした仲井真知事の…
名護市の辺野古海域に建設予定のV字型滑走路の基地計画に対しては沖縄県は難色を示しています。このため、国は県の理解を得て環境アセスの手続きに入るより先に「事前の環境調査」という名目で現地の調査に着手する…
高速道路やダムなど、大型の開発事業があるときに、つくる側の勝手で自然や地域生活が壊されることのないよう「環境影響調査・環境アセスメント」という手続きが法で義務付けられています。しかし日本では8年前によ…