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慰霊の日を前に、当時、白梅学徒だった女性の体験を通して平和の尊さを学んでもらおうと、17日に那覇市の小学校で平和集会が開かれました。
那覇市の開南小学校で開かれた集会では、当時16歳で白梅学徒として動員された武村豊さんが招かれ、暗い壕の中での治療の様子や、戦地を逃げ惑う中で負傷した住民を助けることが出来なかった状況などを語りました。
そして最後に武村さんは、「平和のために出来ることは、友人を思いやること。いつでも心にとめてください」と話していました。武村さんの話を聴いて児童の一人は、「平和というのは当たり前のものだと思っていたけれど、こんなにありがたいものだと、今、思いました。」と話していました。