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いよいよ31日は大みそか。糸満市の製麺所では30日、沖縄そばの製造がピークを迎えています。
糸満市西崎のサン食品では、31日の大みそかに間に合わせようと、この時期は24時間態勢で年越しそば用の沖縄そばを生産しています。
県内では本土復帰ごろから「年越しそば」として沖縄そばを食べるようになり、今ではすっかり年末の定番となっています。
2017年は年越しそば用におよそ75万食を用意する予定で、作業員たちは茹で上がったそばを冷ましながら油をかけ、一つ一つ丁寧に袋詰めを行っていました。
サン食品の玉城せりかさんは「皆様に来る年も沖縄そばのように太くて長い人生を送っていただきたいと思いまして、社員一同思いを込めて生産いたしております」と話しました。
用意された沖縄そばは、県内各地のスーパーや飲食店などへと出荷されますが、およそ2割は県外向けに出荷されるということです。