続いては、この週末沖縄で開催された空手の国際大会、空手1シリーズAです。東京オリンピックまで1000日を切り、空手界は今さらに熱気が高まっているんですが、その中で無類の強さを誇っているのが、喜友名諒選手です。今大会も、すごかった!
沖縄初開催となった空手1シリーズA。去年まで沖縄で行われたプレミアリーグとは違い、ランキングに関係なく出場できるこの大会。67の国と地域から700人を超える空手家が集いました。
その中でも、比類無き力を発揮したのがやはりこの選手。劉衛流龍凰会・喜友名諒。
日本国内はもちろん、世界の大会でも優勝を重ね、ことしもアジア選手権、プレミアリーグ・パリ大会、ワールドゲームズ優勝と、「世界王者」と呼ぶにふさわしい結果を残しました。
それでも、その目はさらなる高みを見ています。
喜友名諒選手「勝つだけではなくてレベルアップして進化して「2020年のオリンピック」の出場権を獲得して、その舞台で最高の結果を勝ち取りにいきたいと思っています」
開幕まで1000日を切った東京オリンピック。空手競技が初めて実施されることが決まり世界的に一層熱が高まっています。
喜友名諒選手「みんな他の選手も、オリンピックへ向けての気迫が伝わってくるので。自分も負けないように、死に物狂いで1日1日大切にして、追いつかれるんじゃなくて後ろにどんどん差をつけていって。オリンピックまで勝っていきたい」
どこまでも技を磨き、他の追随を許さない演武を目指す喜友名。この大会でもおとといの個人形では、初戦から準決勝まですべて5-0と圧勝。
決勝では、今年から試合で使い始めたというアーナンダイを披露。
新たな武器で決勝も5-0、完全優勝を達成します。
喜友名諒選手「団体も全部5-0で優勝します」
そう宣言したきのうの団体形。準決勝まですべて5-0と圧勝で勝ち上がり、迎えた決勝。
喜友名がチームを組んで8年が経つ金城・上村とともに披露したのは、一番自信があるというアーナン。
喜友名は沖縄開催の空手1で4年連続で個人・団体の2冠達成。夢の舞台へ、自身の空手道を突き進みます。
喜友名諒選手「一番はオリンピックで金を取るというのが目標になるのでそれまでは死ぬ気で頑張ります」