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県内外の経済界のリーダーで構成される「沖縄懇話会」のラウンドテーブルが27日、那覇市内で開かれました。
28回目を数える沖縄懇話会。今回は、急成長期にある沖縄の経済の今後を見据え、「結果を出すリーダー」の創出と、「価値とチャンスの最大化」をテーマに開かれました。
基調講演で、リウボウホールディングスの糸数剛一会長は、アジア展開の成果をもとに、アジアと日本をつなぐ沖縄の独自性、独創性について話しました。
糸数会長は、沖縄の百貨店の強みとして、リゾート地やアジア全体のチャンプルー文化と、親近感、アジアから一番近い日本という3点を上げ、海外からの客を呼び込む戦略が功を奏していると語りました。
一方、この沖縄懇話会をきっかけにして始まったのが、日本最大規模の食をテーマにした商談会「沖縄大交易会」。2017年で4回目を迎えました。
大交易会はアジアに近い沖縄の地理的優位性を生かして特産品の販路拡大を図ろうと開かれているもので会場では、野菜や酒、調味料、健康食品などが取引されています。
商談会には、43都道府県からサプライヤー252社、世界18の国と地域から過去最多の240社のバイヤーが参加しています。
「沖縄大交易会」は28日まで沖縄コンベンションセンターで開かれています。