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誰もが一度は作ったことがある紙ヒコーキそんな紙ヒコーキの大会が毎年宮古島で行われる。そして、今年はアジア勢を招待し、日本初のアジア大会が開催されることに。

折り紙協会会長「最近は子供たちが外に出て遊ばなくなった遊びを通して得られる技なども伝承を出来なくなってきているのでこれはもう少し真剣に(紙ヒコーキを)復活させなきゃいけないなと思い大会を日本国内で開催してきたんですがアジア大会第1回目ということで宮古島で開催することを決意して今日の日を迎えたと」

初のアジア大会ということで参加者全員気合が入る中、こんな人も。

Qプラスリポート 紙ヒコーキ大会

運航乗務延命慎一さん「(Q 飛行機の操縦と紙ヒコーキの操縦どちらが難しいですか?)紙ヒコーキの方が難しいですよ。紙ヒコーキは手から離れたらあとは紙ヒコーキ任せですからその辺は難しいですね」

子供から大人まで誰もを魅了する紙ヒコーキ(距離の競技)そんな紙ヒコーキに熱中する1人の少年がいる

山里君「(Q、飛行機を折るときの秘密は?)前を重くする事です。そうしたら重心が前になるので早くなるんです。工夫するのが楽しいです。

山里君の部屋には、様々なプラモデルが並んでいる。

Qプラスリポート 紙ヒコーキ大会

山里君「(Q飛行機の魅力は?)何百人も乗せているのに飛ぶっていうのが凄いんですけど空港で職場体験をしたんですよ(航空員)1人1人協力しながら作業するんですけどそれでやっと一つの飛行機が飛ぶんだなぁと思って改めてかっこいいなって」

ひとたび飛行機の話をすると。話が止まらない山里君。しかし大会への思いは熱い。

山里君「10月の紙ヒコーキ大会校長先生に進められたんですよ。出てみたらすごく楽しかったです。アジア大会もある事を教えてもらえて絶対出てやるって思って。地元だからこそ一番飛ばせるって思うじゃないですか。負けられないなって」

Qプラスリポート 紙ヒコーキ大会

そして決戦当日大会には多くの参加者が。山里君にも気合が入る今回山里君が出場する協議は室内滞空時間競技紙ヒコーキの滞空時間を競う。そして予選は12秒以上で準決勝進出だが果たして結果は。

見事、準決勝進出。山里君にも笑みがこぼれる。そして準決勝アジア勢もぞくぞくと好タイムを記録。

アジア勢の勢いを止められるかいよいよ山里君の出番だ。

1投目あまり記録は伸びない。2投目、うまく風に乗れたか。

Qプラスリポート 紙ヒコーキ大会

そして最後の3投目。最高タイム14,38秒。果たして結果は。

惜しくも9位と決勝進出とはならなかった優勝は、タイの選手アジア勢の強さを見せつけた。

山里君「練習では飛んだんですよ 。言い訳ですけど本番無理でした。飛行機についてもこれから勉強していくしまずは力をつけて紙ヒコーキしっかり折って飛ばしていきます。天井に着くくらいに飛ばしていきます」

惜しくも9位に終わってしまった山里君しかし、彼の挑戦はまだ終わらない。

『世界に届け紙飛行機』

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