さあ、きょうは中継でカメラが外に出ています。
観光客でにぎわう那覇市の商店街ですが、地元の人たちにも魅力を発信しようと今月から面白い取り組みが始まっているそうです。あら、何をしている所でしょう・・・金城さん?
金城記者「はーい。私は今、陶芸教室にお邪魔していてある授業に参加をさせてもらっているところです。この授業、「那覇まちゼミ」と題して、今月1日からスタートしているんですが、実にユニークで、今、県内各地で始まっている話題の取り組みなんです」
多くの観光客で賑わう那覇市の平和通り。よく見るとお店に・・ありました!「那覇まちゼミ」のフラグ。こちらのカーテンの専門店にも。
「那覇まちゼミ」は、那覇市公設市場周辺や沖映通りなど那覇市の中心商店街の店主らが講師となり、それぞれプロとして培った「知識」や「情報」を無料で提供しようというものです。
こちらは、手ぬぐいを縫い合わせてかわいい手ぬぐい服を作ろうという講座。
そして、こちらはコーヒー好きの店主が開くコーヒーの豆知識講座。その名も「一杯のコーヒーがあなたに届くまでの物語」。
受講生女性「この年齢で勉強しにいくっていうのも、よそに行くことはできないけどこういっためぐりがあれば(いける)」
受講生男性「最近はいろんな新しい店が出てきて面白い取り組みをされているので。どんどんそういう形でまた那覇のまちが賑やかになってくれると嬉しいですね」
金城記者「私ものぞかせていただきましが、こだわりのコーヒーとともに受ける授業は贅沢な気分になりました。では、このユニークな「那覇まちゼミ」を企画した那覇まちゼミの会事務局萩原さんにお話をききます」
萩原さん、こんばんは。面白い企画ですね~
萩原さん「はい。実は「まちゼミ」という企画は全国でも300か所で、県内でも浦添市や沖縄市でも開催されています」
金城記者「そうなんですね。その中で、「那覇まちゼミ」の特色はあるんですか?」
萩原さん「はい。多くの自治体が商店街の活性化を目的にすることが多いのですが、私たちの「那覇まちゼミ」では、大勢の観光客がいらっしゃっていて、元気な街なのですが地元の人にもっと利用してもらいたいという思いです」
伊波アナウンサー「金城さ~ん!「那覇まちゼミ」講座はいくつくらいあるんですか??」
金城記者「すばり35講座!!ご覧のように。漢方のお店や公設市場の店主、小児科の先生による講座などもあります。私が気になったのは・・・ネーミングがとても惹かれたのですが、これは萩原さんが考えたんですか?」
萩原さん「いいえ、まちゼミ開催前に発祥地の愛知県岡崎市から講師を呼んで、どんな講座を開いたらいいかの勉強会を開きました。ネーミングはその時アドバイスをもらいそれぞれの店主が考えたものです」
金城記者「「つくる」「まなぶ」「健康」そして「美」と様々な分野の講座が設けられた「那覇まちゼミ」マチグヮーの魅力をあなたも再発見してみませんか?那覇まちゼミは来月2日まで完全予約制となりますのでホームページをご覧いただき問い合わせは各店舗までお願いします」