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ボクシング王国築いた金城眞吉さん死去 73歳

具志堅用高さんなど世界チャンピオンを育てたボクシングの指導者・金城眞吉さんが11月16日午前1時半すぎ、療養中の病院で亡くなりました。73歳でした。

那覇市出身の金城眞吉さんは、興南高校や沖縄尚学のボクシング部監督を約45年間歴任するなど、アマチュアだけでなく、浜田剛史さんやボクシング殿堂入りを果たした具志堅用高さんなど県出身選手の他にも、10月に世界タイトルを奪った村田諒太選手など、数多くの世界チャンピオンを育成しました。

家族によりますと、金城さんは1年半前から病気療養中でしたが、16日未明、家族や教え子らに看取られる中、亡くなったということです。

南部農林高校時代の後輩で指導を受けた元世界チャンピオンの平仲信明さんは「自分がチャンピオンになれたのは監督のおかげ。選手みんなのオヤジのような存在だった」と「ボクシング王国沖縄」という一時代を築いた名指導者の死を惜しんでいました。

19日、日曜日には那覇市首里の自宅で通夜が、告別式は20日、月曜日に那覇市曙の那覇葬祭で営まれます。