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津堅島沖で今年10回目のパラ訓を通告

11月7日地元の訓練中止の声を無視し、9回目の訓練を実施したうるま市津堅島沖のパラシュート降下訓練。

アメリカ軍は8日も訓練の実施を通告しました。住民無視の姿勢が続く現場近くから中継です。

津堅島島沖訓練水域でのパラシュート降下訓練は、午後11時までに行うと通告されています。11月7日は午後4時過ぎの実施でしたが、8日は夜間訓練となる可能性があります。8日に訓練が強行されれば、2017年10回目です。

7日はMC130特殊作戦機から、海に向かって兵士や物資が投下されたり、別のヘリが海上のボートから兵士を吊り上げる訓練も行われました。

8日も、降下訓練だけでなく、さまざまな実戦的な訓練を同時に行う可能性があります。この海は本島と津堅島を結ぶ定期船や漁船なども航行するため、うるま市など周辺自治体は、再三、訓練中止を求め続けてきました。

8日の現場はやや風が強く、夜間訓練となれば危険を伴うことは間違いありません。うるま市議会では9日、訓練に対する意見書と抗議決議を提案することにしていて、こうした地元の反発が強まっているなかでも、本当に訓練を強行するのか、良き隣人を自負するアメリカ軍の姿勢が問われています。