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F35A 嘉手納に暫定配備 津堅沖ではパラ訓実施

アメリカ軍の最新機、F35Aの部隊が11月2日に嘉手納基地に飛来。一方、津堅島では2017年で8回目のパラシュート降下訓練が行われました。

11月2日、嘉手納基地に飛来したのは、アメリカ本土ユタ州の空軍基地に所属するF35A、10機です。アメリカ空軍は先行して飛来している2機と合わせ12機を6カ月間、嘉手納基地に暫定配備する予定です。

F35Aのアジア太平洋地域への配備は今回が初めてで、北朝鮮に対してアメリカの軍事的優位性を改めて示す狙いがあるとみられます。

嘉手納基地では外来機の飛来や暫定配備が相次いでいて、地元自治体では騒音増加などへの懸念もあり、強く反発しています。

F35A 嘉手納に暫定配備 津堅沖ではパラ訓実施

一方、津堅島沖では地元の訓練中止の要請を無視し、2017年で8回目の訓練が行われました。午後4時頃から始まった訓練は、高度300メートルという低い高さから輸送機を使い、物資を落下させる様子が確認されました。

今回の訓練については、アメリカ軍から10月20日、地元うるま市の防災基地渉外課に訓練場を使用するとの連絡があったということです。常態化する訓練について市では11月2日に「市民の安全安心の観点から行わないでほしい」と沖縄防衛局に伝えています。