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口利き疑惑 第三者委員会「存在した可能性高い」

安慶田光男元副知事によるいわゆる「口利き疑惑」について、第三者委員会が10月31日、結論を出しました。

第三者委員会の報告を受け、平敷昭人県教育長は「委員会が結論を出されたということで、重く受け止めたと思います」と話しました。

調査を続けてきた第三者委員会では、教員採用試験での安慶田元副知事による口利きが「存在した可能性が高い」とする報告書を翁長知事に渡しました。

報告を受け翁長知事は「このような疑いが2度と起こることがないよう、しっかりと対策を講じまして、全職員が一丸となって県民の信頼を回復できるように取り組んでいきたいと考えております」と話しました。

今回、第三者委員会は、中立的な立場にある現・教育長が安慶田元副知事からメモを見せられ「何とかならんか」と言われたと認めていることなどを挙げ、信用性が高いとしています。また、教育庁幹部の人事にも元副知事の「不当な関与があった」としたうえで、今後の対策として知事や副知事といった特別職も含めた県職員の倫理規定の改定や働きかけの内容を記録に残す制度を設け条例化すべきと提言しました。