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那覇市長選挙で三選を目指す翁長雄志さんと8年ぶりの市政奪還を目指す新人の平良長政さんが28日、告示を前に討論しました。

沖縄タイムス社で開かれた討論会で翁長さんは「市役所は市民に対する最大のサービス産業」と掲げた2期8年の実績を強調。今回は、市民が市民を支え合う街づくりに取り組むと述べました。そして「チェンジということになると元に戻るということですから、私は元に戻さないという意味でノーリターンと。新しい21世紀を目指していこう」とアピールしました。

一方、平良さんは後期高齢者医療制度の廃止や雇用対策本部の設置、中小零細企業支援や地場産業の活性化による豊かな那覇市づくりを目指すと強調。そして新都心高層ビル建設は見直すと述べました。そして「市民いじめの市政から、市民のくらし、福祉教育を守る市政に変えたい」と訴えました。

那覇市長選挙は11月9日告示、16日投開票です。