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親子三代に渡って作品を作り続けている窯元「やちむん家」の壺屋焼。10月3日から、親子三代の作品を集めた展示会が始まりました。
三者三様の表情を見せるのは親と子と孫、それぞれが作り上げた味わい深いシーサー。10月3日から那覇市で始まった壺屋焼の展示会。作者は壺屋やちむん通りで、創業33年の窯元「やちむん家」を営む「新垣さん親子」です。
新垣栄得さんは88歳。シーサーの表情にもベテランらしい穏やかさが漂っています。51歳の三男の光雄さんは、その技が認められ、京都の清水寺に龍の塔を奉納。堂々とした迫力が魅力です。その光雄さんの活躍に刺激を受けたのは23歳で、息子の優人さん。2年前から創作を始めたばかりですが、作品の完成度の高さに驚きます。
互いに刺激を受け、伝統を受け継いできた親子。壺屋焼は「家族の歴史」です。展示会は10月15日まで開かれています。