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宜野湾市に大型ホテルを建設していた本土の大手不動産会社が破たんし、7月に予定していたこのホテルの開業は事実上困難となっています。
負債総額1680億円を抱えて会社更生法手続きの申請を行ったのは、東京の大手不動産開発会社「ジョイント・コーポレーション」です。29日に東京都内で記者会見した会社側は「世界的な金融不安のあおりと不動産市場の低迷をうけ、資金繰りが悪化した」と説明しています。
ジョイント・コーポレーションは宜野湾市に「ジノンハウスホテル沖縄」を建設中で7月に開業の予定でしたが、破たんにより建設工事はストップ、開業のめどもたたない状態です。
また、このホテルの隣に外資系ホテル建設を予定していたジョイント・コーポレーションの子会社も連結倒産したため、これも白紙の状態となり、開業ラッシュが続く県内ホテル業界や県経済に大きな影響を与えそうです。