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大分空港に緊急着陸したオスプレイ。現地での整備作業が9月1日、ようやく始まりました。アメリカ軍は、テスト飛行に合格すれば普天間基地に戻すとしています。
大分空港には8月31日、交換する部品とみられる機材が到着。9月1日午前からエンジン部分の修理をする様子が確認されましたが、大分空港をいつ離陸できるのか、見通しはたっていません。
一方、小野寺防衛大臣は、このオスプレイが緊急着陸の前の日にエンジンから白煙を上げるなど、不具合の兆候がありながら飛行したことについて記者の追及を受けました。
小野寺防衛大臣は次のように述べました。
記者質問「安全軽視ではないか?」
小野寺防衛大臣「今回、むしろ飛んだ航空機の計器に表示が出たということで予防着陸ということで、未然に大分空港に着陸したという報告は受けておりますが、いずれにしても安全に十分注意をして頂きたいと思っております」
一方、県内では、名護市議会の議員が、アメリカ総領事館を訪れ、市議会の決議文を手渡し、オスプレイの飛行中止と配備撤回などを求めました。
名護市議会の屋比久稔議長は「そういった事故(原因)究明もできないまま、名護に墜落したものに対しての報告もないわけですよね。市民県民としては非常に怒りを感じる」とコメントしました。
対応した領事は、上層部に伝えると回答したということです。