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沖縄の次世代を担う人材の育成に向け、県内で人材育成を行う組織や金融機関などが連携する、県内初の協定が9月1日に結ばれました。
これは、多様なビジネスモデルが求められるこれからの時代に対応できる人材を育成しようと、県内で人材の発掘や育成を行う3つの機関と4つの金融機関が連携するものです。
参加企業のひとつ、琉球フロッグスは、2008年から県内の学生を毎年アメリカ・シリコンバレーへの派遣するなどして、ビジネスリーダーを育成しています。
今回の連携により、これらのプログラムで発掘された「起業家の卵」たちが金融機関から支援を受けたり、協力企業とつながりやすくなるということです。
琉球フロッグスの比屋根隆代表理事は次のようにコメントしました。「連携することによってより発掘と育成、そして起業、その後の支援ということの成功率を高めるということが今回できるのではないかと思っています。10年後には(沖縄の)自立経済を実現する起業家や事業が確実にこの中から生まれてくることは確信を持っています」
人材育成とベンチャー企業の発掘に向け、4つの金融機関を巻き込んだ本格的な連携は県内では初めてです。