つづいてはQプラスリポートです。子育てを応援するフリーペーパー「たいようのえくぼ」前回、石垣島でのイベントや取材についてお伝えしました。今回は新たな仲間とタッグを組んで、ある施設をスタートさせました。
育児をする人たちへ役立つ情報を発信している『たいようのえくぼ』。最新号発行日を目前に控え、原稿の確認作業が大詰めを迎えていました。
「ちょっとごちゃごちゃしちゃったかなっていうのが心配」「ちょっとね」
「ママ友さんに教える感じの表現で書くと一番伝わりやすいと思って。その表現で書くようにしています」
今回の目玉は、初の離島情報となる石垣島特集です。6月の石垣島でのマリンレジャーの体験取材や地元の人々から寄せられた情報が記事になるため最終確認も念入りに行います。
たいようのえくぼ企画仲村優香さん「なんだよこの人、電話かけきてるのに子ども泣いてるじゃんってこともありますけど。そこもすみませ〜ん起きちゃって、言って。おばさんとかは結構だよね〜あんた大変ねって言ってくれるんですけど。そんなことばっかりよね」
たいようのえくぼ保志門るり江さん「おでかけの記事が今回満載なんですけど。この紙面を見て(本島の人も)子どもと一緒に離島の旅行に出かけたいなというきっかけになってくれたらいいなと思っています」
もっと子育てを楽しんでほしい、そう願うたいようのえくぼは新たなチャレンジに乗り出しました。
それが、子どもたちと育児をする人の憩いの場その名も『メカメカ』。沖縄大学の学生とたいようのえくぼにフードバンクも加わり協働でスタートさせました。
この場所では、以前から沖縄大学の学生たちが親子向けのイベントを開いていましたが周知が図れず、うまく活用できずにいたといいます。
沖縄大学福祉文化学科島村聡准教授「たいようのえくぼさんの強みは広報力がすごいんです。それと自分たちが親だからすぐ話にのれちゃうんです。学生だとそれができなかったんですよ。例えば子育てしていく中で本当に大変だなとか困ってるなっていうことは何なのかっていうことが実感できるので。実感したらそれにどういう風に自分が行動したらいいのかを考えられる。そういう学生に育ってもらうというのが狙いです」
毎週水曜日は学生が主導して工作や遊びをサポートし子どもたちと触れ合います。
男子学生「こういうボランティアとか児童関係に行きたいなと思っていてそれで話があったので是非自分が行きますと決めました」
女子学生「将来子どもの分野や地域の分野に活かせたらと思います」
初日の「メカメカ」オープンイベントは大盛況。今後の継続のためには多くの人に利用してもうことがカギとなります。
利用者のお母さん「なかなか日中出歩く場所って夏場はないし。トイレとかいろいろ考えると助かりますね」
利用者のお母さん「前からたいようのイベントにはいろいろ来ていて子どもたちと。今日も興味があって子どもたち今里帰り中でいないんですけどちょっと一人で来てみました。また子どもたちと来たいなと思います」
たいようのえくぼ保志門るり江さん「フードバンクも入るんですけど。家庭で余っているものとか仕事帰りとかでも、行くときとかこっちに今日持ってこようとかいう場所にもなれたらいいなと思ってまして。いろんな人たちの思いをつなぐ場所みたいな所になったらいいなと思います」
フリーペーパーから広がる子育て支援。様々な思いが集まり子育てに奮闘する人たちへ笑顔を届けます。