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医師の確保のために2008年から始まった大学医学部の地域枠制度。その枠で琉球大学に入学した学生が21日午後、仲井真知事を訪ねました。

地域枠制度は、地域の医師を増やすため2008年度から設けられ、琉球大学の医学部では2009年度からこの制度を導入し、4月に7人が入学しました。

7人は、県から授業料などの奨学金を受けながら6年間学んだ後、5年の研修を経て、県が指定する医療機関でさらに4年以上医師として従事することが条件とされています。

訪問を受けた仲井真知事は「志を末永く持って県内医療のために頑張って学んでください」と激励しました。このあと記者の質問を受けて学生の大城早貴さんは「祖父母が過疎地域で暮らしていたこともあり、地域医療に興味を持った」と話し、富名腰朝史さんは「自分が育ってきた沖縄のために恩返しができたら」と話していました。