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アメリカ軍は、19日、津堅島沖でのパラシュート降下訓練を予告していましたが、19日午後6時半の時点で、まだ実施されていません。
パラシュート降下訓練は津堅島訓練場で19日の午後8時までに行うと予告されています。ただこれはアメリカ軍がウェブ上に公開した航空情報を確認しているもので、アメリカ軍から具体的な訓練内容や時間などの情報提供があるわけではありません。政府に対してもこうした連絡はないということです。
この海域は、津堅島と本島を行き来するフェリーや高速船が1日5便運行していて、航路と訓練エリアが重なるほか、漁船などの往来も規制されていません。
県によるとこの海域でのパラシュート降下訓練は、2017年1月から3月まで3カ月連続で行われ、19日に実施されれば2017年ですでに4回目です。それ以前は、2015年と2009年に1回ずつだったということで、2017年の訓練の多さが目立ちます。
またうるま市では「市民の安全安心の観点から危険な訓練は行わないでほしい」と、沖縄防衛局を通してアメリカ軍に要請していますが、訓練を予告する情報は公開されたままとなっていて、降下訓練は強行されるものとみられます。