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沖縄県立博物館美術館では開館一周年を記念し、11月1日から「蘇る琉球王国の輝き」展が開催されています。
この展覧会は中国北京の故宮博物院に収蔵されている琉球王国の美術工芸品を展示するもので、オープニングセレモニーには日中の関係者がテープカットを行いました。
会場には、かつて琉球王国から中国清朝皇帝に贈られ、現在故宮博物院に収蔵されている織物や漆器などが展示されています。
中には18世紀から19世紀にかけて県内で作られた両面紅型や、およそ250年前に描かれた那覇市周辺の地図などもあり、県内の美術品の多くが戦災で失われる中、中国に残されているこれらの美術工芸品はかつての琉球と中国の交流の歴史を物語っています。この展覧会は12月21日まで開かれています。