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国会で法案の審議入りが遅れているため、2012年の開学が危ぶまれている大学院大学を県議会のメンバーが視察しました。視察を行ったのは総務企画委員会の議員10人です。

最初に、開学の準備を行っている沖縄科学技術研究基盤整備機構の担当者が大学院大学の概要を説明。すでにうるま市にある施設で、世界中から集まった160人の研究者が世界最先端の研究を進めているということです。

一行はこのあと、大学院大学の建設現場を視察。工事はほぼ半分が終わっていて、メインとなる研究棟の工事の進捗状況などを確認しました。

視察後にインタビューに答えた総務企画委員会の当間盛夫委員長は「国が決めた計画なので、財政的には国が安定的に支援することを求めていく」と話していました。

大学院大学設立の条件となる法案が今国会で設立しなかった場合、大学の開学に大幅な遅れが予想されることから、県議会では視察を踏まえて意見を集約し、開学につなげていくことにしています。