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けがのヤンバルクイナを放鳥

国頭村の県道で、車にひかれて保護されたヤンバルクイナが回復し、27日、森に帰されました。

6月22日、「道路に飛び出してきたヤンバルクイナをひいてしまった」というドライバーからの連絡を受け、保護されてきたヤンバルクイナ。けがも治り、元気になったことから、27日、国頭村のとある森で自然に帰されました。

NPO法人どうぶつたちの病院沖縄の金城道男副理事長は、「ヤンバルクイナを見つけようというくらいのつもりでゆっくり走っていただきたい」と注意を呼び掛けていました。

この時期、ヤンバルクイナは繁殖期を迎えていて、エサを求めて道路に飛び出すことが多いということです。2017年、交通事故にあったヤンバルクイナは14羽で、そのうち森に帰されたのはわずか2羽に留まっています。