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認知症で徘徊し、行方不明になった高齢者を捜索する模擬訓練が11日、沖縄市で行われました。
NPOが主催したこの訓練、参加者は、「入りやすく見えにくい」を合言葉に、草むらや建物の陰などを捜索。行方不明者役が身につけた発信機の信号を追うことができるスマートフォンのアプリも活用し、およそ50分後、男性を発見しました。
NPO・沖縄ハンズオンの宮里ジュンさんは、「いわゆる入りやすくて見えにくい場所というのを捜索する、参加者の皆さんで危機感を共有するというのが目的」と話し、「皆さんの心のマップを広げてもらえたらなという思いです」と話していました。
県警によりますと、ことし(2017年)、5月末現在、認知症による行方不明者は25人で、このうち3人が死亡しています。