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琉大病院と県歯科医師会 連携合意

患者の口内ケアなどを医科と歯科が連携して行おうと、琉大附属病院と県歯科医師会が31日に合意書を交わしました。

「医科歯科連携」とはがんや感染症などで治療を受けている患者の口内の診察を歯科医が担当することで、肺炎などの合併症を予防し、退院後の患者の生活をよりスムーズに行うことを目指すものです。

締結式で琉球大学医学部附属病院の藤田次郎病院長は「口腔内のケアは病気予防の観点でも非常に重要なこと。チーム医療が求められる今、連携して医療向上につなげたい」とあいさつしました。

琉大附属病院と県歯科医師会では、これまでにもがん患者を対象に同様の連携を行っていましたが、今回対象をすべての患者に広げることで、より効率的な地域医療を目指したいとしています。