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沖縄県史刊行記念シンポジウム

最新の沖縄戦研究をまとめた「新・沖縄県史」の刊行を記念するシンポジウムが那覇市で開催されました。

5月28日、那覇市の県立博物館・美術館では、「沖縄県史各論編6沖縄戦」の刊行を記念するシンポジウムが開かれました。新たな沖縄県史は、沖縄戦の研究書として、県が43年ぶりに刊行したもので、執筆陣には、30代から40代の若手研究者も参加。

近年の研究で明らかになった「戦争トラウマ」や「日本軍慰安所」などの分野にも光を当てています。

編集部会の会長を務めた沖縄国際大学の吉浜忍教授は、「現時点での最新の沖縄戦研究の成果」だとした上で、「地域の市町村史にも新しい物を出してほしい」と、今後の沖縄戦研究への期待感を示していました。