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県内の景気は「引き続き低迷している」。県産業振興公社が中小企業を対象に実施した調査で明らかになりました。
調査は、今年7月から9月までの景気の動向について、9月1日に県内の中小企業300社を対象に実施されました。
その結果、去年の同じ月と比較した景気動向指数は総合でマイナス26.6パーセントと、3年ぶりに低迷状態に陥った前回6月の調査よりさらに悪化しました。
特に落ち込みが激しかったのは製造業で、去年の同じ月に比べておよそ30パーセントのマイナスとなっています。製造業では売上高は上昇していますが、原材料価格が高騰しているため、値上げをしても採算がとれず、さらに需要の停滞などが追い討ちをかけているためと見られています。
しかし、建設業や卸売業などそのほかの業種では前回の調査より改善していて、振興公社では次の10月から12月は景況は再び回復する見通しだと発表しています。