※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

琉球王朝時代から伝わる八重山地方の工芸品「八重山上布」の展示会が県立博物館美術館で開かれています。展示会には、県指定の無形文化財技能保持者の新垣幸子さんが資料をもとに復元した着物などおよそ80点が並んでいて県内でははじめての開催です。

琉装仕立ての着物は一着を復元するために日本民藝館などから着物や図面などを借り、構成から織り上げまでおよそ1年かけて製作されています。

復元された着物のなかで水色や紅色を基調に作られたものは、琉球王朝時代から位が高い人しか着ることを許されませんでした。新垣さんは、八重山の女性が伝えてきた上布の鮮やかな色づかいを是非見てほしいと話しています。