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沖縄は給食費の滞納率が全国ワースト1。各市町村が給食費の徴収に苦労する中、南城市では5日、市内の小中学校で月一回の「弁当の日」を始めました。

「弁当の日」は、給食費の滞納が毎年1400万円にも上る中、給食のありがたさを感じてもらおうと、南城市が市内13の小中学校で毎月第一水曜日に実施するものです。5日、市内の小学校では、児童たちがお母さんの手作り弁当を見せ合ったり、自分で作った大きなおにぎりをほおばる姿が見られました。

また、小学校を訪れた南城市の高嶺朝勇教育長は取材に対し、「子どもたち何名かに質問をしたら『お母さんが作った』とニコニコしているので、やっぱりみんな表情豊かで自分のお母さんのことを思い浮かべながら食べているのかなという感じがしている」と、話していました。

給食のありがたさをあらためて感じることで、給食費滞納問題の改善にもつながるのか注目されます。