※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
耐震性能が低いとして無期限の休館が続いている那覇市民会館が、このまま閉館するかもしれません。
城間幹子那覇市長は会見で、「躯体の耐震補強工事と、耐久性確保改修工事にかかる概算費用として、約31億円程度と試算されております」と述べました。
那覇市民会館は、耐震強度が低く利用者の安全が確保できないとして、2016年10月から休館となっています。優れた建築として保存を求める声を受け、市は、改修費用を試算していましたが、概算で31億円、工期は3年以上との見通しを発表しました。
一方、市は、舞台芸術を上演できる新たな施設の4年後のオープンを目指しています。現在の市民会館を残すには、他の利用方法を決める必要があるほか、追加の改修費用も必要になります。
建物を残すのか、このまま閉館となるのか、市では委員会を設置して決めることにしています。