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糸満市にある慰霊塔「梯梧之塔」の同窓会が、「慰霊塔の維持、管理に役立ててほしい」と4月7日県平和祈念財団に15万円を寄付しました。糸満市米須にある梯梧之塔は、昭和高等女学校の学徒ら60人を慰霊する慰霊塔です。

7日、「梯梧之塔」同窓会が県平和祈念財団を訪れ、「慰霊塔の維持、管理に役立ててほしい」と15万円を寄付しました。

財団によりますと、こうした寄付の一方で、沖縄戦体験者の高齢化により、財団が管理する90の慰霊塔のうち、15の塔で管理費が支払えないなどの問題が起きているということです。

慰霊塔の清掃などに使われる県の補助金も2016年度は約780万円と半減していて、慰霊塔の維持・管理が課題になっています。