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こちらの映像は3月29日の辺野古の様子です。鉄鋼にカバーをかけたようなものが、海に沈められています。翁長知事は28日、国に対し、工事の中止を指示したのですが、何事もなかったかのように工事は続いていました。
29日午前10時半ごろ、辺野古の海では、これまで通り工事を続ける様子が確認できました。
翁長知事が28日、工事の中止と、工事計画の具体的な資料を提供するよう国に指示したのに対し、国は「内容を精査したうえで適切に対応したい」と答えただけで、工事を止めることはありませんでした。
ゲート前に座り込む市民は「地方自治の長でもある知事の意向を完全に無視していくという、これ自体が民主主義の否定である」と話しました。
一方、菅官房長官は、工事を進めても問題ないとの見解を示しました。「汚濁防止膜の設置計画は、平成26年8月に当時の仲井眞知事から岩礁破砕許可を受けたものであって、辺野古移設に向けた工事を進めていくという考えに変わりはありません」と話しました。