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学童疎開船対馬丸の慰霊碑が建立され、3月19日に除幕式が行われました。
対馬丸は1944年、鹿児島県の悪石島の沖合いでアメリカ軍の潜水艦の攻撃を受けて沈没、多くの学童を含むおよそ1480人が犠牲となりました。
今回慰霊碑が建立された奄美大島の宇検村には、事故後、生存者21人と100を超える遺体が流れ着きました。
除幕式では、遺族などおよそ100人が参加する中、生存者の上原清さんが「対馬丸の悲劇を知り、平和な未来をつくってほしい」と呼びかけました。
遺族らは、遺体が埋葬された海岸を訪れ、亡くなった人たちの冥福を祈っていました。