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辺野古の新基地建設のための岩礁破砕許可が3月末で期限切れを迎えることについて、県は、政府が4月以降に再び翁長知事の許可を得る必要があるという考えを示しました。
県の規則では、漁業権が設定されている海域で岩礁を破砕する際には、知事の許可が必要と定めています。しかし新基地建設が予定される辺野古の海域では、名護漁協が漁業権を放棄したとして、政府は新たな許可を得る必要はないとしています。
これについて県は、28日の議会で、漁業権の放棄には知事の「変更免許」が必要と定められているとして、漁業権が現在も設定されているとの考えを示しました
島尻勝広農林水産部長は「現行の許可期限到来後の4月以降に岩礁破砕行為を行うには、知事の岩礁破砕等許可を受ける必要があると判断しております」と答弁しました。
県は4月以降、新たな許可なく工事を進めれば違法になるとの見解を示し、政府をけん制しています。