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石垣島沖にある石西礁湖での白化による被害は過去最悪の規模でした。
これは2月19日に開かれた自然再生協議会で報告されたもので、調査した11種のうち1種類を除く10種で、白化率が98%を超え、白化に強いとされていた残り1種についても約6割が白化したということです。
過去最悪の7割を超えるサンゴが死滅したことも報告され、研究者からは、2018年以降の産卵にも影響が出るといった危機的状況であることが報告されました。
琉球大学理学部の中村崇准教授は「これ(白化)は、必ず起こるだろうと。一度起きたことは、二度あるというよりも、どんどん繰り返されて酷くなることを想定して、対応していかないと間に合わない」と話していました。
会合では、引き続きのモニタリング調査や、地元を交えた対策の重要性が確認されました。